2015年度 次世代リーダー育成プログラム 募集要項【NEW!】
■目的と位置付け
大学生・大学院生を対象に、自然エネルギー・環境問題をテーマに「行動する人材の育成」を目的として実施するプログラムです。なお、参画する大学生・大学院生(以下、参加者)は一般社団法人 多摩循環型エネルギー協会の賛助会員として多摩地域をフィールドに活動することとします
(昨年度までの活動の様子はコチラをご覧ください)
■プログラムのしくみ
プログラムは、全体として実施する「全体セッション(ゲストによる講義・学習や参加者同士の活動報告など)」と、協力企業・団体における1ターム3か月間程度の「インターンシップ」の2つのパートで構成します。なお、参加者には事前の計画に基づいてインターンシップ先で最低3日間/月程度の活動を求めます(2015年度よりプログラム内容をリニューアルし、多摩地域のエネルギーに関する活動に学生たちがより実践的に取り組めるしくみになりました)
(インターンシップ協力企業・団体)
・一般社団法人 多摩循環型エネルギー協会
・たまエンパワー株式会社
・日野の水車活用プロジェクト
※参考: 2014年度の講師陣
■募集期間
6月6日(日)まで ※応募は電子メール送信時刻23:59の分までを受け付けます
■応募資格・応募方法・選考方法
対象: 首都圏在住・在学の大学生・大学院生(活動を考慮すると多摩地域周辺に在住・在学が望ましい)
応募と選考:
1. 所定のエントリーシートを完成させてください
2. info@tama-enekyo.orgあてにエントリーシートを添付した電子メールを送信し応募してください。電子メールは、件名を「次世代リーダー育成プログラム応募」とし、本文に氏名、大学名(学部・学科名・学年)、連絡先(電話番号)を明記してください
3. 応募者には事務局から個別に面接日時の調整の連絡をいたします
■費用等
・初回に参加費(一般社団法人 多摩循環型エネルギー協会 賛助会員費として)2,000円を納めていただきます
・その他、交通費などの実費がかかります(インターンシップ先での活動についても交通費・報酬等の支給はありません)
■実施スケジュール
2015年度の実施期間は2015年6月から2016年2月とします
◎全体セッション
①6月20日(土)
全体オリエンテーション、講義、インターンシップ(タームⅠ)マッチング
ゲスト: 高橋真樹 氏(ノンフィクションライター)
②8月1日(土) 講義、インターンシップ(タームⅠ)中間報告
ゲストセッションを予定
③9月26日(土) インターンシップ(タームⅠ)報告・まとめ
④10月17日(土) 講義、インターンシップ(タームⅡ)マッチング
ゲストセッションを予定
⑤12月5日(土) 講義、インターンシップ(タームⅡ)中間報告
ゲストセッションを予定
⑥2月6日(土) インターンシップ(タームⅡ)報告・まとめ
多摩エコフェスタへの出展(予定)
◎インターンシップ
タームⅠ: 6月21日(日)~9月25日(金)
タームⅡ: 10月18日(日)~2月5日(金)
※各タームで最低3日間/月のインターンシップ先での活動を求めます
■インターンシップ受け入れ企業・団体の紹介
1.一般社団法人 多摩循環型エネルギー協会 http://tama-enekyo.org/
持続可能な循環型の街へ!エネルギーの地産地消を多摩から進めていきたい!
私たちは、取り返しのつかない原発事故を大きな教訓として、2012年5月から活動を開始し、支援の輪を広げながら、市民の事業会社として立ち上がった多摩電力合同会社とともに、12ヶ所(201年5月末には13ヶ所)の市民発電所を設置してきました。
多摩エネ協は、再生可能エネルギーの普及啓発を活動の柱にしています。市民発電所を使ったイベントや、小学校への出前授業、交流の場のエネカフェなど、関心のある企画に積極的に関わってみませんか?(理事: 江川美穂子)
2.たまエンパワー株式会社 http://tamaempower.co.jp/
多摩エネ協~多摩電力の活動を経て、そこに関わった有志と共に2015年4月に創業しました。
小規模太陽光と蓄電池に防災教育をパッケージした商品を新たに開発、公平性と社会性を備えた新たな仕組み「ホワイトフランチャイズ(WFC)方式」で、地域での再エネ普及を目指しています。
地域主導の再エネ業界に興味のある学生にとっては、ネットワークと現場経験が積める絶好の機会です。仕組み構築・営業・施工現場・デザイン・受託事業事務局・各種雑用等々、仕事は山ほどあります。黎明期の再エネ事業の立ち上げを一緒にやりたい!という意欲溢れる学生を待っています。(代表取締役: 山川勇一郎)
(※インターンで関わる(予定)たまエンパワー社のメンバー:写真左から)
山川勇一郎 (代表取締役、前・多摩電力副代表/元・プロ自然ガイド)
水上貴央(取締役、弁護士/NPO再エネ事業を支援する法律実務の会理事長)
町井則雄(取締役、日本財団 CSR企画推進チームリーダー)
梶川實(技術部、元・JAXA職員/日本初の人工衛星開発メンバー)
3.日野の水車活用プロジェクト http://www.hi-know.tokyo/detail/group.php?id=140865
日野市内に張り巡らされた用水路では明治30年頃から昭和初期まで54基の水車が活躍し、精米や粉挽きが行われていました。現在は2基の水車が向島用水親水路と水車堀公園に復元されていますが、実際に使用できる構造にもかかわらず、ほとんど使用されていない状況です。
水車は自然エネルギーで動く、古くて新しい精密機械であり、活用して初めて威力を発揮します。水車を活用することで、自然と人間が共生していた頃のライフスタイルや、穀倉地帯だった日野市の歴史や文化、用水路の大切さと生物多様性、原発事故後のエネルギー問題など、未来に生きる子どもたちに足元から多くのことを学んでもらうよいきっかけになります。
そこで2011年7月、水車を地域や学校などで活用できるしくみをつくるために「日野の水車活用プロジェクト」を立ち上げ、毎月1回の定例会と、勉強会、高幡の向島水車で精米や水力発電のイベントなどを開催しています。昨年からは明星大学と協働で根川の水量測定を実施しており、小水力発電の可能性も検討しています。(事務局: 佐藤美千代)